カテゴリ:1学年
6月15日(木)、六ヶ所村にある日本原燃株式会社様の原子燃料サイクル施設を見学させていただきました。
コーディネーターは一連のエネルギー学習でお世話になっている電源開発株式会社 大間現地本部様です。
はじめに六ヶ所原燃PRセンターの大型模型を見ながら、施設内で行われている使用済み核燃料の具体的処理工程について、説明を受けました。
昼食後、実際の再処理工場を見学させていただきましたが、入構時のセキュリティチェックの厳重さと、複数の大きな工場が連なってコンビナートを形成している様子に驚きました。
低レベル放射性廃棄物埋設センターは四角いコンクリートの箱が規則正しく並んでいるような外観でしたが、その中には廃棄物の入った黄色いドラム缶が詰まっています。
その廃棄物が安全上問題無いレベルになるまでには300年間かかるそうです。
生徒もその年月の長さが印象に残ったようで、興味深そうに施設を眺めていました。
ウラン濃縮やMOX燃料製造の物理的理解はまだまだ十分とは言えませんが、今回の見学によって、原子力産業の科学的先端性や社会経済的意義、身近な地域の産業について大きく理解を深めることができました。
今回の見学に関わって下さった日本原燃株式会社の皆様、電源開発株式会社 大間現地本部の皆様、誠にありがとうございました。




