お知らせ

2020年10月の記事一覧

保護者・地域の皆様へ~学校魅力化セミナーを開催します

〇学校魅力化セミナーを次の要領で開催します。
 地域の将来を担うたくましい子どもたちを育てることを目的に、保護者を含め、学校に関わる多くの地域住民の皆様方とともに、地域の活性化につながる高校の魅力化と今後の学びの在り方を考えるセミナーを下記により開催します。
      記
演題 「地域ぐるみで進める教育環境づくり」
講師 藤岡 慎二 氏
   (産業能率大学教授・北陸大学客員教授・㈱Prima Pinguino代表取締役)
日時 令和2年11月10日(火)14:50-16:20
場所 大間町立大間中学校・体育館
申込 中高連携協議会事務局(大間高等学校)0175-37-2109
   ⇒第2回中高連携協議会・講演.pdf
 例年本校が主催しております「大間高校中高連携協議会」を拡大して、「北通り・大畑地区中高連携協議会」の第2部としてこの講演会を実施いたします。
 多くの地域の方々にお集まりいただき、地域の教育について考える機会としたいと思います。何卒よろしくお願いします。
 ※注意:会場は中学校の体育館ですので、お間違えの無いようお願いします。

海のゴミ拾いを行いました。

総合的な探究の時間で海のゴミについて探究しているグループが、大間崎周辺のゴミ拾いを行いました。
SDGs 14「海の豊かさを守ろう」を大きなテーマとし、地元の海の現状把握のためにどんなゴミが落ちているのかを調査しました。ペットボトルや空き缶、プラスチックのゴミが目立ち、1時間程度のゴミ拾いで多くのゴミを回収できました。なかには、ハングル文字や中国語で記載されたゴミもあり、海を渡って流れ着いていることを知ることができました。

高校生模擬議会グループワーク


10月8日(木)に一年生を対象として、「高校生模擬議会」での政策提言に向けて、グループワークを実施しました。

 「高校生模擬議会」とは、県選挙管理委員会主催事業で、間もなく有権者となる高校生に県議会を疑似体験してもらうことにより、地域の課題について考え、政治や選挙に対する関心を高めることを目的に行われています。
 今年度は、本校のほかに、八戸聖ウルスラ学院高等学校と八戸東高等学校が参加します。なお、本校の参加は下北地区の高校では初めてのことのようです。

 グループワークでは、はじめに選管の柿崎主幹より、この事業や18歳選挙権をはじめとして選挙制度の意義について説明がありました。
 続いて、生徒は、「人口」「農林水産業」「観光」「健康」の四つのテーマでグループに分かれ、藤井 剛先生(明治大学文学部特任教授・教職課程)のファシリテートにより、青森県の統計データをもとに、グループでブレインストーミングを行い課題と解決策をKJ法でまとめ、最後にすべてのグループがプレゼンテーションを行いました。

実施後、生徒からは
「グループの皆で活動することで自分に無い意見が出たり、うまくまとめられることができたりして楽しかった。特に自分たちの班は実現性を重要視して考え、うまくいったのではないかと思う。」
「グループで意見を出していくうちに、もっといい案があるのではないかなどと、どんどんいい方向に持って行けたと思うし、あらためて政治は私たちの生活に関わってくるんだなと思った」
「今日の時間を通して、今、自分たちに何ができるのか、やっていかなければならないことなどが色々見えてきた。すぐに解決できなくてもしっかりとこれからのこと、今のことを考え、実行していくことが大切だと気づいた」
などの感想が寄せられました。

藤井先生からは、後日メールで
「もっと生徒さんを褒めるべきだった。発表の水準はこれまでのグループワークを超えていた・・・話し合いによって考えを深められていた・・・」とのお褒めのお言葉をいただきました。

 生徒たちは、来年の2月に青森県議会の本会議場で政策提言をします。これからも継続して地域や県の課題に向き合っていきますので、励ましやご意見をお寄せください。宜しくお願いします。

(グループワーク時の様子)

(プレゼンテーション時の様子)


(完成品)

芸術鑑賞教室・生徒感想(一部抜粋)


 10月5日(月)に行われた芸術鑑賞「ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち」の生徒の感想(一部抜粋)です。

〇ヘレン・ケラーの名前は知っていましたが、どういう人かはよくわかっていませんでした。実際に鑑賞してみると、たとえ障害をもっていてもやろうとすれば多くのことができるということに気づかされました。また、周囲の人たちがどのように接するかで状況は変わっていくのだということを学びました。障害をもっている人にとって、健常者ができていることが全てできないという考えはよくないと思います。障害をもつ人にどれだけ協力できるかで、可能性は広がると思います。とても深いストーリーなので、見ていない人にぜひ見てほしいと思えた作品でした。

〇小学生の頃、ヘレン・ケラーの伝記を読んだことがありましたが、今回演技を加えて物語を振り返ることができて、とてもよい時間となりました。耳も聞こえず、目も見えず、話すこともできないヘレンを見て哀しい気持ちになりましたが、サリバン先生と共に、少しずつものを覚えていくところに感動しました。ヘレンのお父さんとお母さんの気持ちも、心配したりほめたりと心の動きがよくわかりました。どの役の方も気持ちの込められた演技をしていて感激しました。今日の鑑賞で感じたことを今後の生活で生かしていきたいと思いました。また遠くからきてくださった劇団の皆さんに感謝したいと思いました。

〇ヘレン・ケラーを見て感じたことは2つあります。1つ目は私が健常者でいられることは当然ではないということです。世の中には障害をもっている人も多く、大変な苦労をされています。通常の生活を送ることができるというのは幸せなことだと感じました。2つ目は役者さんたちが、演技を通して1つになろうと見えたことです。自身の出番がないときでも集中し、自身の役割を果たしていたことに感銘を受けました。これからの生活の中で、自身の手の届く範囲で、障害をもつ人たちを支えていきたいです。