Aomori Prefectural Ohma High School
青森県立大間高等学校
6月29日(月)から1週間は総探週間です。
毎日、総合的な探究の時間(1・2学年)、総合的な学習の時間(3学年)を実施してきました。1学年は、「北通り地域を元気にする具体的なアクションを起こそう」を最終的なテーマに、現在は「地域現状把握」として、地域における「その道のプロフェッショナル」の方々にご講演をお願いしました。
その最終日。
今回は「青森県庁」の企画制作部企画調整課から福士紘大様と三浦和様、総務部人事課から楠美太助様にご講演いただきました。
三浦様と福士様からは『青森県は何をめざしている?「青森県の基本計画」を見ながら一緒に考えてみませんか?』というテーマでお話いただきました。
はじめは、青森県の現状のお話で、少子高齢化が進んでいくと予想される青森県は30年・40年後であっても働き世代がいるということ、これまでの取組成果として、他県と比べても農業・漁業産出額が多くなったということ、今後もあおもりの食を広げていけるよう体制を整えてきたこと、創業企業支援件数が4年連続で100件を超え大幅に増加したことを教えていただきました。
そして、今後の大きな課題と青森県のめざす姿についてを示した上で、今後の取組の方向性を教えていただき、夢や希望をかなえることができる青森県をつくろうと奮闘していることが生徒にも伝わったのでないかと思います。
楠美様からは『青森県の組織と仕事』というテーマで青森県庁の仕事についてお話いただきました。青森県の仕事は私たちが思っている以上に日常のさまざまな場面で関わっており、縁の下の力持ちという言葉のように、私たちの生活を支えてくれているのだということを改めて感じました。事務職の職務内容のひとつとして企画立案があるというのも、この「総合的な探究の時間」につながるところだと感じました。
今回の講話は青森県という大きな規模のものに対する課題解決のお話でしたが、このことは下北地区、大間町に置き換えることができると思います。
生徒たちには「総合的な探究の時間」を通して、現状の把握、課題の発見、課題解決のための仮説、等々を学んで欲しいと思いました。
福士様、三浦様、楠美様、ご講演いただきありがとうございます。
6月29日(月)から1週間は総探週間です。
1週間毎日、総合的な探究の時間(1・2学年)、総合的な学習の時間(3学年)を実施してきました。1学年は、「北通り地域を元気にする具体的なアクションを起こそう」を最終的なテーマに、現在は「地域現状把握」として、地域における「その道のプロフェッショナル」の方々にご講演をお願いしているところです。
その3日目。
『国民健康保険大間病院』から看護師長の吉田美穂子様と看護師の山本泉様にご講演いただきました。
吉田様からは『北通りの地域医療の現状と健康課題について』というテーマでご講演いただきました。現在の日本医療の問題や地域の医療課題を考え、北通り地域を守るためには予防医療の推進や北通り地域を守る次の世代の人財を育成することで地域に信頼される病院を目指したいとお話いただきました。
山本様からは「認定NPO法人ジャパンハート」がプロデュースしている海外の発展途上国や日本のへき地医療に貢献するRIKAjobでの活動についてご講演いただきました。RIKAjobでの活動するに至るまでに考えていたことや、現在活動を行っている上での大切にしている自身の信条をお話いただきました。
お二方のお話で共通する部分は『だれかのために自分になにができるのか』という想いだと感じました。そのような想いがあるからこそ、現状を把握し、課題を見つけ、問題解決に繋げることができるのではないかと思います。
生徒たちにも、仕事とは単にこなすものではなく、仕事のひとつひとつにそのような想いがあることを感じ、それに向き合える社会人になって欲しいと思います。
吉田様、山本様、ご講演いただきありがとうございます。
6月17日(水)
一学年の「総合的な探究の時間」に大間町役場産業振興課の菊池良一様を講師にお招きして、地元大間町の職員として、地域住民の一人として、町の課題や地域活性化についてお話ししていただきました。
これは1学年の「総合的な学習の時間」で今年取り組んでいる地域課題学習の一環として行っているものです。
内容は、朝の連続テレビ小説「私の青空」をきっかけにして結成された「あおぞら組」を中心とする、地域振興活動の取組が中心となるお話でした。
その中でも、「理屈こねる前にまんず動け!」「金がないなら勇気を出せ!」など、生徒だけでなく、我々教員の心にも響く言葉の数々が印象に残りました。
講演を聴講した生徒からは、「『めんちょこ活動部』の活動に興味を持った」「大間町のためにこのような取り組みをしている人がいることを知り、自分も町のために何かできないか考えるきっかけになった」などの頼もしい感想がありました。
菊池様、お忙しい中貴重なご講話をいただきまして、誠にありがとうございました。